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1999年4月17日(土)日本乳腺甲状腺超音波診断会議成功裡に開催される。
世話人は神戸中央市民病院小西豊氏
参加者は125名。カラードプラを中心に討議。
地挽隆夫氏の教育講演:カラー・パワードプラ法の基礎と進歩が好評。

新常任幹事に沢井清司氏が就任。
第3回日本乳腺甲状腺超音波診断会議は貴田岡正史氏が主催
日時:11月27日(土)
場所:ルネ小平  新宿から電車で21分西方へ
第4回日本乳腺甲状腺超音波診断会議の主催者は遠藤登喜子氏に決定。

委員会、班研究が始動。班研究への参加は二つまで認められることになった。
用語・診断基準委員会に年間15万円の補助、班研究に各6万円の補助が決定された


会終了後クルージングによる懇親会があり、会員の親睦が深まった。
小西先生お疲れさまでした。

第1回CAD班(班長久保田光博):4月18日(日)神戸7:30〜9:00に開
催された。
第1回乳癌検診班(班長角田博子):4月18日(日)神戸商工会議所9:00〜
11:00に開催された。
 50歳未満の乳癌検診に超音波を導入するよう積極的な姿勢で望むことを確認。
 短期プランとして超音波による乳癌検診の情報交換とスクリーニングのあり方の
コンセンサスの形成を行う。 
 第4回日本乳腺甲状腺超音波診断会議終了後にJABTSとしてのRECOMMENDATIONを公示する予定。 

久保田先生が東海大学附属病院の合唱団のリーダー、沢井先生が京都府立医大の合唱
団のリーダーであることが判明。
興味のある方は御二人に連絡してください。次回の懇親会は合唱が聞けると会員から
期待された。
文責 植野 映          


日本乳腺甲状腺超音波診断会議の用語委員会
  「乳腺診断基準の再検討」への参加者登録のお願い

 乳腺の超音波診断基準につきましてはかねてより器機の変化および診断の進歩によって、実情に合わなくなっているとの指摘がなされております。
 この現実に、ほとんどの研究者が気付きながら実際に論議が進展しなかったのは、我々研究者の間に、日本超音波医学会という組織の指導を待つという思いがあったと思います。
 私自身も1997年5月の日本超音波医学会のパネルにて担当させていただきながら、なかなか提案できずに今日に至ってしまいました。今年度、日本超音波医学会では、組織改編を行い用語・診断基準委員会がこれにあたるよう組織され、植野 映先生と私 遠藤登喜子がその委員に委嘱されました。しかし、日本超音波医学会の委員会活動としての予算計上はございません。
  そこで、本診断会議の用語委員会におきまして十分に討論をつくし、日本超音波医学会でこれを認めていただくよう、活動を始める事は超音波領域の研究活動としてたいへんに意義があることと思います。
  本診断会議の先生方をはじめとして、乳腺の超音波診断に従事している方々全員がその討議の輪に入り、実際の診断に役立つ基準を作るという合意のもとに共同で作業を進める事により、使いやすい診断基準ができると思います。
  このような趣旨での活動に御賛同いただける方には、今後の共同研究を含め、企画立案を円滑におこなうために委員会への登録をお願いしたいと存じます。
下記のメールにご連絡下さい。
    endo-tokiko@ma2.justnet.ne.jp
  国立名古屋病院放射線科  遠藤登喜子
    締切;1999年4月26日(月)

1999年3月 JABTS 用語委員会委員長  遠藤登喜子


第1回日本乳腺甲状腺超音波診断会議にて先端技術として特別講演されましたマンモ

トームは12月3日に薬事審議会を通過し、承認されました。JABTSの会員の皆

様にお知らせ致します。



 第1回日本乳腺甲状腺超音波診断会議がつくば市にて平成10年10月10日に開
催された。出席者数は正式入場者数が182名、その他、協力者が約30名であった
。天候に恵まれ、好条件のなか会は盛大、活発に行われた。
特にLarge core biopsyと題したSteve H Parker氏の特別講演はマンモトームの実践
もあり、ダイナミックな発表であった。バイリンガルグループの同時通訳も付けられ
、会員に益することは多大であったと思われる。
 教育講演のセッションでは物理工学者により超音波の基礎の講義がなされた。内容
は原理(浜本)、トランスジューサー(望月)、組織特性(椎名)、コントラストと
分解能(蜂屋)であった。
 また、特別講演として現在話題になっているTissue Harmonic Echoesについて神田
氏より講義を承った。
 一般演題では活発な討論がなされ、国際乳房超音波診断会議に常任幹事、監事、幹
事の投票により下記の演題が派遣されることになった。1位は10万円、2位は同点
となり、派遣費は折半され、各演題5万円が派遣費として支給された。

1位 乳腺非触知病変における良悪の鑑別
 白井 秀明、桜井 美紀、臼田 典子、吉田 佳代、増岡 秀次、下川原 出、浅石 和昭、
 成松 英明
 (札幌ことに乳腺クリニック、札幌臨床検査センター 病理部)

2位 検診超音波で発見される乳癌の特徴
    堀口 由利子、菊池博美、川又尚子、小坂英子、坂場恭子、植野 映、角田博子
    植木浜一、田枝督教、近衛晃賢、石井宏
    (茨城県メディカルセンター、筑波大学、きぬ医師会病院、国立水戸病院、
水府病院、水戸赤十字病院)

2位 超音波乳腺腫瘤上部の特徴パラメタ−の検討
    長澤 亨、小林久雄、久保田光博
    (鈴鹿医療科学技術大学保健衛生学部・放射線技術科学科)

 展示会場は各企業がhigh end の機種を提供し、多くの会員で賑わった。また、各
機種の最先端の商品説明があり、会員の多くは改めて装置の進歩を実感したようである。
常任幹事会では次の委員会ならびに研究班が決まり班員を募集している。
診断基準・用語委員会        遠藤登喜子
甲状腺研究班            貴田岡正史
CAD 研究班            久保田光博
ドプラ 研究班             小西 豊
乳癌検診検討班           角田 博子
検査技術研究班            佐久間浩
インターベンショナル 研究班      米永 史代
超音波組織特性 研究班         椎名 毅


 第2回は1999年4月17日(土)神戸にて小西豊氏が主催する。
 第3回は幹事会にて貴田岡氏が選出された。
日本乳腺甲状腺超音波診断会議
第1回世話人兼プログラム委員長
植野 映

筑波大学臨床医学系
東京医科大学第4講座